生前整理はいつからはじめるべき?

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生前整理はいつからはじめるべき?

2020/08/21


こんにちは、宮城県仙台市を中心に活動している生前整理のプロ、

 

「宮城の遺品整理屋さん」です。

 

公式HPでは、皆様からお問い合わせいただくご相談を日々ブログ形式でご回答させていただいておりますので是非チェックしてみてくださいね。

 

今回は、「生前整理はいつからはじめるべきか?」について、

紹介したいと思います。

 

遺品整理では、悲しみの最中で様々な整理や手続きをしていかなければなりませんでしたが、生前整理ではどの様になってゆくのか?

織り交ぜながら今後生前整理を一人でされる方や、させていただきながら記事を書いていきたいと思います。

生前整理をはじめる時期は早ければ早いほど良いです。

それは何故か?を事項から説明していきたいと思います。

生前整理を若いうちからやれなんて、明日に死ぬわけでもあるまいし、

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

私もそうでありたいと思っています。

しかし、明日必ず生きているという保証はありません。

それを踏まえると、自分がいつ死ぬかも分からないし、

口で意思を伝える事が出来なくなるかも分かりません。

 

そうなってくると困るので明日の万が一に備えて、生前整理は若い頃に始めておかなければなりません。

歳を重ねると確実に、

「決断する力」

「判断する力」

「分別する力」

「管理する力」

といった様々な力が若い頃と比べて衰えてきます。

 

「生前整理をいつからするべきか?」の理由の中でも特に重要な部分だと私は思っています。

 

私自身のエピソードになるのですが、

私は祖父の生前整理に立ち会った経験があります。

祖父は、私が小さな頃からとても綺麗好きで、祖父の部屋はいつも整理整頓されていた事を今でも思い出します。

 

整理整頓が得意な祖父でしたが、歳を重ねておじいちゃんと呼べそうな頃になると、家の中は以前のようにキレイな状態とは呼べない環境になっていて、空いている部屋は取り敢えずの物を置く場所に変わり、色々なものが寄せ集められている状態になっていました。

 

居間はすぐに手を伸ばせば物が届く状態になっているほど身近にあり、

以前の祖父のキレイ好きからは到底考えることが出来ない状態になっていました。

 

私が祖父に対して何故片付けをしないのか?と色々口うるさく聞いてみると、

 

「片付けが億劫になった」

 

というのです。

 

歳を重ねると、人間は退化していきます。

「決断する力」「判断する力」「分別する力」「管理する力」が、

祖父から無くなってきてしまっているのは言うまでもありません。

そうなってしまうと面倒になってきてしまい、

「後でするから大丈夫」、「自分は把握できているから大丈夫」などと、後回しにした結果、家の中がどんどんモノで溢れかえってしまいます。

また、そういった力が無くなってきてからでは、財産等の管理が出来ていないことが多く、

結果的に遺品整理として大量の遺品と諸手続きを家族に残すことになってしまいます。

そもそも何故、私が生前整理に立ち会ったかというと、

一人暮らしをしている祖父がうっかり足を滑らせてしまい、

居間で腕を縫う怪我をしました。

その時は私の母がたまたま祖父の家にいたので円滑に病院に行くことが出来ましたが、もし一人でいた場合はどうなっていたか分かりません。

 

以前他の記事で生前整理をするメリットとして、「怪我のリスクを抑える」効果があります。と紹介させていただきましたが、

実際に祖父の散らかった部屋は確実に怪我を誘発させる原因になっていたと思います。

 

他のお客様の生前整理やアドバイスなどをさせていただく際に、

実際に現地へ覗い拝見させていただくのですが、

やはり同様に整理整頓が億劫で中々生前整理を行うことが出来ず、手の取りやすい場所に置くようになってしまいがちになり、

怪我のしやすい環境になっていることが大変多いです。

 

本来怪我をする必要がない場面で怪我をしてしまい、

大怪我で後遺障害が残ってしまうなどの事故が起こる前に生前整理をしていく必要があります。

関連記事:生前整理のメリットとデメリットについて

関連記事:生前整理で快適な空間を作るためのポイント

遺品整理を行わせていただいたお客様と会話をさせていただく中で、

遺品整理がどうしても進まずに時間だけが過ぎていってしまうと言ったご相談をいただくことがあります。

 

そうした中でよくある原因として、

 

「故人の思い出が沢山ありすぎてどれもこれも捨てるのが辛い。」

 

と言ったケースが多く挙がります。

理由をお聞きしたところ、突然の死に辛い中で必死に遺品整理をされていたそうでしたが、次から次へと遺品として出てくるたびに涙が止まらず、結果的に捨てることができず遺品整理が進まないということでした。

遺品整理が終わった際に、

「こんなに辛いなら事前に生前整理をしてくれていたら助かった。」

と、仰っていました。

 

最後まで残された家族や知人に愛されるのはとても素晴らしいことですが、

遺品を多く残したことで更に悲しませるような涙を残した家族や知人に流させてはいけません。

 

沢山の人に愛されたからこそ最後の生前整理を早いうちからしなければならないのです。

生前整理のご相談は「宮城の遺品整理屋さん」へ

「宮城の遺品整理屋さん」では、宮城県仙台市を中心に、

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