生前整理のメリットとデメリットについて

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生前整理のメリットとデメリットについて

2020/08/14

こんにちは、宮城県仙台市を中心に活動している生前整理のプロ、

 

「宮城の遺品整理屋さん」です。

 

公式HPでは、皆様からお問い合わせいただくご相談を日々ブログ形式でご回答させていただいておりますので是非チェックしてみてくださいね。

 

今回は、「生前整理のメリットとデメリット」について紹介したいと思います。

 

前回の記事では、「生前整理とはどのようなものなのかを紹介させていただきましたが、果たしてそんな事をする必要はあるのか?

そう思う方もいるかと思います。

 

今回の記事では生前整理のメリットとデメリットについて一緒に考えていきましょう。

 

※今回の記事での生前整理の作業人数は自分一人での作業、または生前整理業者へ依頼をした場合を想定しています。

「生前整理を一人でした場合のデメリット」

肉体的な負担が大きい

生前整理では、家の中の家具や日用品をいつもよりも整理するため、

処分をしなければいけない不用品が多く出ます。

そのため、力仕事の作業がとても多く、慣れていない方が力の入れ方を間違えると腰をやられてしまってそのまま入院や持病になってしまう事態になりかねません。

こうした肉体的な負担を少しでも減らすには、

 

・一度で生前整理を終わらせようとしないこと(計画的な作業)

いざ生前整理をやるぞ!と思い立ったものの、一日で全部終わらせることは不可能に近いものがあります。

生前整理作業はとても日数を要する作業になるため、

無理をせずに自分でスケジュール表を立てて、計画通りに進めることをおすすめします。

 

 

・自分一人では厳しいと思った場合には業者へ依頼する

自分一人で生前整理を完了させることは大変です。

そこで自分ひとりでは厳しいと思った部分を業者に依頼することをオススメします。

 

例えば肉体的な部分で言えば、大型家具や、大型家電製品等の処理は

一人でやろうと思っても怪我をするリスクが上がるだけです。

そういった際はお金がかかりますが、当社のような生前整理業者へ

依頼するのが一番オススメです。

 

やはり出来る限りお金をかけずに生前整理を終わらせたいのは多くの方が思っている事だと思いますが、業者を通さずに一人で大型のゴミを処分しようとした場合でもお金がかかってきます。

例えば、ベッドを処分する場合には、粗大ごみ扱いで出すことになりますが、事前に粗大ごみ受付センターに電話をして申し込み、手数料や収集日、ゴミを出す場所を指定されるので、それに従わなければなりません。

 

収集の際は、家の中に入って収集してくれるわけではありません。

 

大きさや材質にもよりますが、通常のベッドであれば1200円の納付と、指定された場所へ出す肉体的な負担を考えた場合であれば、

生前整理で不用になった物をまとめて業者へ任せた方が安く済む場合が多いです。

 

▶精神的な負担が大きい

肉体的な負担が大きかったのだから、精神的には負担が無いと思った方もいるかと思います。

しかし、生前整理は、精神的な負担も多いのです。

 

特に、法的な手続きや、相続、財産などの取り決めでは、豊富な知識が必要になってきます。

 

また、手続きをするにあたり、あの手続きを行うにはどのような書類を準備して、どこに提出しなければならないのか?を事前に自分で全て調べて、なおかつ自分が住んでいる場所から離れた場所に足を運ばせなければならないとなると肉体的にもスケジュール的にも大変忙しい思いをします。

 

知識が無い状態で適当に進めた場合、不適切な手続きをしてしまったせいで、自分が死んだあとに高額な税金を親族に負担させてしまうことになり、負の財産を多く残してしまうことで知らなかったでは済まない事態になってしまうケースも多くあります。

 

そうならないようにするためには、

弁護士や司法書士、税理士、行政書士などをはじめとする、様々な専門家の知識を借りなければいけない場面がどうしても出てきてしまいます。

 

一人で抱え込まず、その点については次の世代に迷惑をかけないようにするためにも、専門家の知恵を借りるようにしましょう。

「生前整理をした場合のメリット」

▶肉体的な負担が少ない

肉体労働が多い生前整理ですが、業者へ依頼した場合には肉体的な負担を抑えて終わらせることが出来るのもメリットの1つです。

 

 

▶専門家の知識で不安な部分を安心して解決できる

不用品を処分する際には、地域のルールに基づいてゴミを適切に処分しなければなりません。

また、相続などの法的な部分に関してはどうしても個人での解決は不安な部分ですが、専門家に任せることで適切な節税対策が出来る可能性が高いことなどから安心して過ごすことが出来ます。

 

 

▶残された家族の負担が少ない

自分が死んだ後は、残された親族が全ての手続を行わなければなりません。しかし、生前整理をある程度終わらせている事で、親族への負担を大幅に抑えることが出来ます。

遺品整理として親族が処理するだけであれば簡単ですが、

死んでしまったタイミングで遺品整理を行う事は心身ともにかなりの負担になってしまい、遺品整理をすることすらままない方もいらっしゃいます。

そうした負担を少しでも少なくさせてあげることは大事ではないかと思います。

 

 

▶快適で住みやすい部屋怪我のリスクを低くできる

このメリットは今後の生活においてとても大事な部分ではないかと思っています。

 

近年に発生した地震で怪我をした原因の内訳を調べると、

30~50%の人が、家具類の転倒や落下、移動時によるものとされています。

熊本地震(高層マンション)40.0%

岩手・宮城内陸地震44.6

新潟県中越地震41.2

宮城県北部地震49.4

 

災害時以外にも、高齢者の転倒や転落による事故の死者数は年々増加傾向にあります。

生前整理をすることで怪我のリスクを減らし、安全に快適な空間で過ごせることは、とても大きなメリットであると私は思っています。

参考:なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要なの?(東京消防庁)

 

 

次回の記事では、法的な手続きの中でも難しい相続関係について生前に生前整理を行うことでどのようなメリットがあるのかを踏まえつつ紹介したいと思います。

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