終活(生前整理)のやり方と気をつけるポイント

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終活(生前整理)のやり方と気をつけるポイント

2020/07/29

こんにちは、宮城県仙台市を中心に活動している生前整理のプロ、

 

「宮城の遺品整理屋さん」です。

 

公式HPでは、皆様からお問い合わせいただくご相談を日々ブログ形式でご回答させていただいておりますので是非チェックしてみてくださいね。

 

今回は、「終活(生前整理)」について紹介させていただきたいと思います。

 

昨今では「終活」なんて言葉と一緒にエンディングノートなんて言葉もありますが、皆さんはご存知でしょうか?

 

以前までは、「死」の話題は縁起が悪い事もあり、なかなか口に出すことはありませんでしたが、流行語大賞にノミネートされたことなどから、メディアなどを通じて世間一般としても広く関心が持たれるようになり、昨今では自分の人生の終わり方として関心が高まってきています。

 

当社では、遺品整理以外にも生前整理のご依頼も多くいただいております。

 

万が一、自分が一人で生活をしている際に生前整理をしていない状態で突発的に発作が起こってしまい亡くなってしまったら・・・

 

そうなってしまった場合は、親族や当社の様な遺品整理業者に依頼することになると思います。

 

お問い合わせをいただくお客様の殆どが同様の悩みを抱えて当社へ相談に来られます。

 

その中でも生前整理のお問い合わせとして多く寄せられる、

 

・「生前整理を一人でするには?」

・「生前整理を安く済ませるには?」

・「せめて自分の始末は自分で終わらせたいけど今自分に出来ることをしておきたいけど何をしたらいいか分からない。」

 

といったお考えの方に今回の記事は是非読んでいただきたい内容となっております。

生前整理とは・・?

生前整理とは、「自分の人生の終わりのための準備活動」です。

 

違う言葉で言うと、お客様が元気なうちに身辺整理をされる場合の老前整理と同じです。

 

生前整理とは簡単に言えば、生きているうちに遺品整理(身辺整理)を行なうことを言います。

 

契約・財産・葬儀・遺言・相続・など、現在の自身の状況確認をして、自身が万が一に亡くなった際に、親族が円滑に手続きを出来るように記録に残しておき、不要になった日用品や家具などを整理して処分していきます。

 

何故生前整理をする必要があるかというと、

万が一自分が不慮の事故や病気などで亡くなってしまった場合、

残された親族や当社のような遺品整理業者が遺品として整理する形になります。

 

もちろん親族に任せてしまえば自分は楽かもしれませんが、残された親族が普段の生活をしながら様々な手続きをすべて行い、葬儀を終わらせて遺品整理を完了させるにはとても大変な苦労をすることになります。

 

特に相続や契約等は、本人しか契約書類の保管場所が分からないことが多く、親族が頑張って探し回った挙げ句に既に捨てられていたなんてなれば更に必要な手続きが増えてしまい苦労がかさんでしまいます。

 

残された親族に大変な思いをさせずに出来る限り自分の体が動くときに整理することが生前整理の主な整理となります。

普段日常的に行っている整理整頓と違う大きなポイントですね。

では、生前整理はいつから始めるのがベストなのでしょうか?

生前整理は何歳(いつから)から始めればいいの?

生前整理をするのに最適な年齢というのはありません。

これに関しては前述にもあるように、人間誰しもが、万が一の不慮の事故や病気によって、亡くなってしまう可能性があるからです。

 

人間は必ず死を迎えます、それは寿命か、突然の事故によるものか、災害によって・・こればかりは誰にも予測することが出来ません。

 

そういった事からも、「終活」と言った言葉が広く関心を持たれるようになってからは、高齢者の方だけではなく、30代や20代の方も生前整理を行う方も増えているように思います。

 

ですので生前整理をするのにいつからと言った決まり事は無いので、

生前整理(終活)の準備はいつからはじめていただいても構いません。

 

自身の死に向き合い、最後の人生を送るための作業は、

簡単そうに見えますが、案外やり始めると手間が多く、大変時間がかかってしまう生前整理ですが、何をしなければいけないか決めながら作業すると比較的手間がかかることなく生前整理をすることが出来ます。

生前整理を自分でする場合の流れ

  • エンディングノートを書こう。

エンディングノートとは、自身が寝たきりの状態になってしまった場合や、死亡した際に口頭で誰かに伝えることが出来なくなった際に見てもらい、伝えることが出来る記録帳の事を指します。

メモ帳や手帳、A4ノートなど書き方は自由ですので、自分で分かりやすくまとめて記すようにしましょう。

注意することとして、エンディングノートは法的効力がありません。

大切な財産などの事については、遺言書に書きましょう。

書き方などがわからない方は下の記事を参考にしてみてくださいね。

 

関連記事:エンディングノートを書いてみよう

 

 

  • 残された人に贈りたい形見と不用品を切り分けよう

エンディングノートへ大事な項目を書き終えたら次は、

形見として残しておきたいものと、不要になったもので分けていきましょう。

ここで注意してもらいたいのが、あれも残したい、これも残したいと多くのものを残さないようにしましょう。

 

今回はあくまで生前整理を出来る限り安く、一人で終わらせることが目的です。

そうした際に、あれもこれもと戸惑ってばかりだと一向に家の中にある荷物が減りません。

 

形見として多く残しておきたい場合は、なるべく相手の負担になるような大きなものではなく小さなものを選ぶのもオススメです。

そして、形見として誰に何を渡すかをエンディングノートに書き記しておくようにすることで、あれを渡す予定だった。と、予定で終わって誰に渡すか分からなくなったまま荷物が増えていくことが無いようにしましょう。

 

  • 日用品などで不要なものを考えて処分しよう。

ある程度形見として残しておきたい物が決まったら、

次は自分の家の中で使わなくなった家具や日用品などを処分していきましょう。

いつかは使う、使おうと思っていた。

結婚したら使う予定だった。

子供が産まれたら使う予定だった。

色々な思いが積もり積もって家の中の押し入れに使わないモノがたくさん積もっていませんか?

新品・未使用品でそのまま押入れや倉庫にしまってあるものでも今後の残された時間で使わないモノであれば思い切って処分してみましょう。

もしも、捨てることに抵抗がある場合には、普段通ることが比較的少ない部屋の一部を保留スペースとして設けて、そこに自分が今必要だと思うものを置いておきます。

少し日をおいて、様子を見に行ったときにまた選別をしてみると案外これは要らないかもと思えるものが見つかります。

 

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどとても大きなモノを処分したい場合にはリサイクル料金を支払うことで、不用品回収業者がご自宅まで回収に来てもらうことが出来ます。

 

当社でも生前整理や遺品整理以外にも、不要になったお品を回収させていただいておりますのでお気軽にご連絡していただけたらと思います。

 

  • キレイになった家に物を溜め込まないように生活する

ここまで来るとお部屋の中がだいぶキレイになったのではないでしょうか?

せっかくキレイなお部屋になったのですから、今後はなるべくモノを溜め込む事をせずに必要なものと不要なものを分けて生活をするように心がけましょう。

自分の人生の終わりまで楽しく生きるために

少し長くなってしまいましたが、如何でしたでしょうか?

生前に自身の身の回りの大切なモノを処分するということは、

とても抵抗があるものです。

しかし、本当に不要なものを整理した部屋は、自分が旅立った際に残された親族の負担が軽減されるだけではなく、部屋の中で怪我をするリスクを減らすことで快適な生活を営むことができます。

是非、人生の終わりまで楽しく快適に生きるためにも生前整理を始めてみてはいかがでしょうか?

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