生前整理と老前整理、終活の違い

こんにちは、宮城県仙台市を中心に活動している生前整理のプロ、

「宮城の遺品整理屋さん」です。

公式HPでは、皆様からお問い合わせいただくご相談を日々ブログ形式でご回答させていただいておりますので是非チェックしてみてくださいね。

今回は、「生前整理と老前整理、終活の違い」について紹介したいと思います。

生前整理や終活のサポートをさせていただく際に、

「生前整理って終活の事ですか？」

「生前整理と老前整理ってどう違うのですか？」

などのご質問をいただきます。

昨今では終活の認識が高くなったことで「死」に対しての消極的なイメージは無くなりつつあります。

それを踏まえて、ざっくりかんたんに言ってしまえば確かに生前整理も老前整理も終活も同じなんじゃないか？と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際にそれぞれの心構えをする際には、それぞれの立場から考え方が変わってくるため、やはり実際には同じようで同じではないと

私は考えています。

今回の記事では、現時点での私の個人的な見解が多く含まれていることや、

絶対的な定義が無いため、是非一緒に考えていただけたらと思います。

長い人生の中で、生前整理・老前整理・終活を行うタイミングは人それぞれですが、その中で生前整理は終わりを迎えるまでの大きな枠の中に、

老前整理、終活といった種別に分けることが出来るのではないかと思っています。

ざっくり言ってしまえば、自分の長い人生という道路を走るために、

ギアを入れて生前整理→老前整理→終活といった例えや、

長い人生という線路がある中で生前整理の駅から出発して老前整理、終活といった各駅に向かう例えでしょうか。

「生前整理」

モノ・こころ・情報を整理して、幸せな最後を迎えるための準備をして、安心してこれから先の生活を楽しむための整理

「老前整理」

自身が老いてしまい、生前整理が出来なくなってしまう前に行動してこれからの老後生活に対して快適に安心した生活を送るための整理

「終活」

文字の通り、人生の終わりを迎えるための活動のことを指します。

自分の死後に起こる事を想定した整理

基本的には生前整理、老前整理、終活どれについても、いつからはじめなければいけないという時期は決まっていません。

ですので、家族や自分が負担にならない様にするためにはどれくらいの時期までに開始するのが最適な時期なのか考えてみました。

「生前整理」（30代頃から）

万が一の事故や病気などで意思の疎通が出来なくなることを考えると、

30代あたりから初めても遅くはありません。

私自身少しずつではありますが、生前整理の準備を始めています。

特に若い頃から生前整理をすることで、現在の自身の状況を見直すことが出来ます。見直すことで将来に向けて綿密な生活設計を建てることができるため、これからの自分の為を考えると生前整理は若い頃からするべきだと考えています。

「老前整理」(50代頃から)

歳を重ねるごとに確実に様々な状況に対しての判断力は衰えていきます。

同様に、肉体的な面でも若い頃と比較して動かせることは出来なくなります。そうなってからでは生前整理をすること自体も億劫になってしまうため、人生としても一段落できることが多い、定年退職のタイミングなどで自分の人生を振り返り、体が動くうちに老前整理を行う方が多く見られます。

「終活」(60代頃から)

立つ鳥跡を濁さず、自身の最後を迎えるための準備をする段階です。

生前整理や老前整理で行った整理を改めて見直し、一人で整理だけしてきた方は、これからについて頼れる方へ思いを打ち明ける事が必要です。

宮城県仙台市を中心に幅広く生前整理をさせていただきます。

それ以外の地域にお住まいの方でも対応可能な場合がございます。

まずはお気軽にご相談ください。

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