生前整理をしてみよう その2
2020/08/24
こんにちは、宮城県仙台市を中心に活動している生前整理のプロ、
「宮城の遺品整理屋さん」です。
公式HPでは、皆様からお問い合わせいただくご相談を日々ブログ形式でご回答させていただいておりますので是非チェックしてみてくださいね。
今回は、「生前整理をしてみよう その2」を紹介したいと思います。
前回の記事では、生前整理を始めようと思ったけど、実際に日々の生活が忙しくて、生前整理をする時間が見つけることが出来ない方へ、
自身の行動を紙に書くことで自分の行動を見つめ直し、
必要に応じて非効率的な行動を効率化することで生前整理をする時間を確保できるようになったと思います。
今回は、一番大切な思い出のあるものから整理を始めていきます。
何故、一番大切な思い出のあるものから整理していくのでしょうか?
東北で一人目となる生前整理相談士の資格を持ったスタッフが生前整理を案内させていただきます。
生前整理の最初のスタートは、一番大切な思い出のあるものから整理していきます。
前回の記事で生前整理はいつからするべきか?でも説明したように、
人間は誰しもが衰えていきます。歳を重ねれば重ねるほど、「力」が無くなっていきます。力というのは、
「判断する力」
「分別する力」
「管理する力」
になります。
どれか1つでも無くなってきてしまうと、生前整理そのものが億劫と感じてしまい、適切な整理が出来なくなってしまいます。
思い入れがない日用品や家具を手放すことは、万が一誤った判断をしてしまって手放してしまったとしても、少しショックを受けるかもしれませんが、また買い直せば問題ないと思うでしょう。
しかし、大切な思い入れのあるモノを誤って手放してしまったらどうでしょうか?
きっとショックで数日間、数ヶ月、数年間引きずってしまうかもしれません。
そうならない為にも、生前整理の一番にやることは、
大切な思い入れのあるモノから整理をしていく必要があるのです。
詳細はこれからの記事でお伝えしていきますが、
1つ覚えていていただきたいことがあります。
皆さんによく伝えている言葉ですが、他の人から「これ不要じゃない?」「いつまで取っておくの?」など、ネガティブな言葉を言われても絶対に手放さないでください。
他人から見てもモノの価値が分からないのは当然です。
これはあなたのこれまでの自分との決別をするための大切な整理です。
だから誰かに軽はずみに手放すように言われても決して手放さずにしてください。
ゆっくり時間を確保したのですから、一番大切な整理に一番時間をかけてあげましょう。
家の中を隈なく探してあなたの大切なモノを1つの部屋にまとめてみましょう。
きっとたくさんの思いが詰まっているモノばかりなので途中で手にとって思いに浸ってしまうかもしれませんが、まずは全てのモノを1つの場所に集めてください。
何も考えずに、自分の腕を大の字になるように目いっぱい広げてください。
わからない方は下の画像の様な格好になります。
次に、その広げた腕を使って、胸の前で大きな円を作ります。
出来ましたか?
これは、「あなたが守ることが出来る範囲です。」
大切な人を抱きしめるときもきっと同じようなポーズになります。
この範囲は、生前整理をする時にも効果的とされていて、
その範囲の中に自分の大切な思い出を残していけるように整理します。
もう少し具体的な範囲を言うと、
みかん箱のダンボールサイズ、
縦横高さが30~40cm程度の大きさの箱が丁度よいサイズとされています。
何が丁度良いかというと、万が一施設に入居する際や、自身が死んでしまった際に大切なものとして手早く持ち運ぶことができ、
遺品整理の際には、家族に自分の大切な思い出を分かりやすく伝えることが出来るため、遺品整理の作業の負担が大幅に軽減されます。
是非、皆さんもみかん箱程度の大きさの箱であれば、
スーパーのダンボール置き場などでも頻繁に置いてありますので1つ持ってきていただき自分の守れる範囲でモノを整理していけるようにしましょう。
家の隅々まで思い出の詰まったモノを1箇所へ集めていただけたでしょうか?
すべてのモノには思いが詰まっています。
大切な人からもらった思い出、親友からもらったモノ。
一度に決別することは本当に難しいことです。
次は1つに集めた思い出に浸りながら、2つに分けてみましょう。
・大切だった思い出
・大切にしている思い出
思い出は、過去と現在進行系で続く思い出の2つが存在します。
例えば、自分の子供が初めて書いてくれた似顔絵や手紙、
お小遣いや、給料で買ってくれたアクセサリーなどはどうでしょうか?もちろん、無くすのが怖くて大切に保管している方もいれば、
肌見放さずつけている方もいるかと思います。
これは、“今でも大切にしている思い出“に分類されます。
続いて、
懸賞で当選したバッグはどうでしょうか?
一時は嬉しくて毎日のように使っていたものですが、今では新しいものを使うようになり、長年押し入れにしまってある状態です。
これは、“大切だった思い出”に分類されます。
どちらのモノにも思い出が詰まっていて、大切なモノかもしれません。
しかし、思い出の中でも過去の形として残っているものが、
あなたが1つの部屋にまとめた思い出のモノの中にはあるかもしれません。
この2つの分類で今ある思い出を整理してみましょう。
この時、注意してもらいたいことは、少しでも悩んだモノは、
大切にしている思い出に分類しておいてください。
次回の記事で、具体的なモノの分別をしていきたいと思います。
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